アルバイトにて

今現在、はてなの広告営業のアルバイト業務がなんと1周年に近付いている。アルバイトなだけに縁の下的な仕事があるが、それをなるべく短い時間で解決し、残りの時間を創造的な仕事に使いたいと考えている。先輩社員の方々からWorkingGroupなどを作っていただき、積極的に広告営業の業務に参加させていただいている。これを単なる“良い経験”で終わらせたくないのが本音。就職活動を控えている身としては、「こんな経験しました」の様な自慢?いや、ネタとしても面白い経験なのだが、正直言ってそれが目的となってしまっては意味がない、と考えている。言ってみれば当たり前のことなのだが、就活のために大事な院での生活を過ごしているわけではない。これは自分の将来のためだなーと、最近は思い始めた。

じゃあ、自分の目標って何なのと、自分に問いかけたとき、前回のエントリにも書いたのだが、良いものを良く売っていくコンセプトを考える仕事ってのがしたい。安直にいえば将来はCMO的なポジションにいたい。これは学部時代にはなかった発想だ。

そこで、今、アルバイトで何を考えているかと言うと、自分が担当している「広告」を売りたい。では、どのようにすれば売れるのか。これは、言葉では簡単だが、とても難しい議題。今考える解決方法としては2つ。商品自体を良くするか、自社製品の市場価値を挙げるか、である。「商品自体を良くする」の「良くする」とは、相手にとって商品が魅力があるということ。それは例えば定量的数値である想定imp.設定基準、値段設定、想定CTRもそうだし、メニュー構成やメニュー数にも絡んでくる。数値を主にみる広告主なら、この点で他社よりも秀でた魅力があるならば掲載してもらえるだろう。次に自社製品の市場価値を挙げるについてだが、ここで重要なのが、自社の特徴を相手に分かって貰えなければ、なかなか買ってもらえないと言うことである。例えば、ソーシャルメディアと言うカテゴリーでmixiGREEのようなマンモスサイトと比較された場合や、他の尖った特徴の分かりやすい類似したサイトと比較された場合、自社の特徴を正しく明確に主張や説明できなければ負けてしまうだろう。だからこそ、何か分かりやすい特徴を相手にとって分かりやすい乗り物を使って相手に届ける必要がある。それを今、考えている。

また、それら抽象的な目標を数字に落とし込む。これがなかなか難しい。ビジネス数字についての理解が乏しい点で、自分自身まだまだなところがあるが、伸びシロがあると分かっただけでも、これからの成長に期待できるものだ。

最後の辺りは尻すぼみになってしまったが、眠いので、今日はこの辺で〜