RONBUN

大学生の醍醐味である卒業論文。いまや論文を書かない学生も多くなってきているそうだが、やはり、自分で問題を立て解決するといったプロセスを学生のうちに時間をかけて経験するはとても良いことだと考える。答えがなく、解決しがたいものに初めて直面し、必死になって解決していく、社会じゃ当たり前の事なんだけど、それが出来ない。出来なくはないが、骨を折る。

そんな(卒業)論文についてとても参考になる読み物があったので、ここでご紹介したい。


やればできる卒論の書き方 第1部 論文の書き方

その中で一番印象に残ったフレーズが…。

いい論文とは何だろう?

  • 他人とは違う題材や、他人とは違うやり方に、チャレンジしている研究の論文
  • 読者が使いたくなる結果が載っている論文。(たとえ発想が平凡であっても、データが優れていて、同業者はこれを引用しないわけにはいかない論文。)
  • 読者になるほどなと思わせる論文。つまり、読みやすく、分りやすく、結論が自然であるのに、類例がない論文。

どうすれば、そうなるか?:研究課題をできるだけ深く突き詰めて考え抜くこと。浮気しないこと。

  • 「私は天才ではない。ただ、一つの事に人よりも長く付き合っただけだ」(アインシュタイン
  • 「下手な写真は、被写体への接近が足りない」(ロバート・キャパ)“If your pictures aren't good enough, you aren't close enough.”

そう、アインシュタインが言っているように、研究に関しては天才が素晴らしいものを生み出せるわけではなく、誰よりも長く意図つの事と付き合えるか、である!ってことで、誰よりも何よりも自分の研究に触れて行くぜ!