時をかける少女

とうとう念願の「時をかける少女」アニメ版を見ました!卒論作成時に心の癒しとしてみようと思ったときには、貸し出し中。視が咲きTSUTAYAしっかり在庫管理しろっ、と叫んではや2ヶ月。TSUTAYA旧作100円キャンペーンを狙い、借りてみました。

この映画を一言で言うと、青春から成長、です。

題名が“時をかける…”時間にまつわる話で、特にこの映画の中で象徴的な言葉として挙げられている「Time waits for no one」。時間という不可逆的な事象をひっくり返せる能力を、とある女子高校生が身につける話です。話の内容は割愛して、このアニメで面白いなぁと思ったところは3つあって、一つ目としてコメディ良さを追求していることがあります。まるで芸人のコントを見ているかのような錯覚に陥らせる映画のテンポ。見入ってしまいましたね。次に、コメディ良さもありながら、日本の未来を暗示していること。この映画のひとつのキーファクターとなることなので伏せておきますが、おそらくこの映画を見るであろう高校生を含む若い年代の人たちに、現状のままでは壊れてしまう日常は実はものすごく大事なものであるって事を伝えたかったのかなと個人的には解釈しました。最後に、日本のアニメのクオリティをまざまざと感じました。3Dと2Dを組み合わせた映画としての映像の伝え方。高校時代の純粋さを思い出させるストーリー性。常にどきどきさせる流れ、見せ方。など、さすがアニメ大国日本だなーと感動しましたね。


このアニメ映画は昔の映画のリバイバル?なのかな。


まぁ、またこう言った面白い!と思えるような映画に出会いたいものです。

時をかける少女 通常版 [DVD]

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