一勝九敗

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

未だ読み始めなのだが、印象に残った言葉を挙げ、一勝九敗について自分自身の意見を簡単に書いてみる。




ぼくは社員に「高い志や目標をもて」とよくいう。人は安定を求めるようになるとそこで成長が止まってしまう。高い目標を掲げて、それにむかって実行努力することこそ重要なのだ。目標は低すぎてはいけない。到底無理だと思われる目標でも、綿密に計画をたて、それを紙に書き、実行の足跡と常に比較し、修正していく。そうすれば大概の事はうまくいく。大事なのはあきらめないことだ。

今の自分に足りないことは、ここに書いてある「実行の足跡と常に比較し、修正していく」だと感じる。高い目標を掲げ、綿密な計画を立てるところまでは出来るのだが、その場その場での比較・修正がなかなか難しい。もちろん目標から外れていることに気がつけば、その都度修正できるのだが、微調整や間違いに気づくと言ったことがなかなかできない。卒業論文を考えている際に、目標を立て、計画を立て、実行に移るところまで行き、そのままになってしまいがちである。結果から物事を推察して、ストーリーを考え(もとからストーリーを立てておくことが重要だが)比較・修正していく点が未だ未熟である。だからこそ、この本からそういった点を吸収して自分のアウトプットに生かしていきたい。


次に話が変わるのだが、「一勝九敗」について思い当たる節がある。それは自分が趣味として行っているサッカーのFWについてである。FWというポジションは知っての通り、相手ゴールから点をとるポジションである。サッカーは90分の間に一点も入らない場合がある、野球やバスケといったスポーツとは違った特性のあるスポーツのため、一点の重みが半端ではなく重い。その為、FWという職業はゴールキーパーのミスや味方の千載一遇のパスなど、90分間を通して一回あるかないかのチャンスをものにしなくてはならない。そして一回でも成功すれば、英雄になれ、味方から称えられることができる。つまり、一試合の中で一勝九敗、言ってみれば一勝九十九敗でも許されるのだ。

もちろんチャンスを狙っていなければ、勝つことも負けることもない。1%でも勝機があれば挑戦していく、そんなポジションなのである。自分は高校2年からこのポジションを担っており、サッカーグランドに入ると、その考え方でいつも行動している。しかし、日常生活では、全くと言っていいほどチャンスに挑戦していない。これではまずい。

今年の目標は、自分のFWというポジションに応じた日常生活が送れるよう努力したい。そんなことをこの本の題名を見て思いました。


文章の構成がまだまだだな。。でも、アウトプットを出し続けることで、どんどん文章がうまくなっていきたい!!